「侵襲と生体反応」をテーマに
研究を展開
社会正義を支えるため
医と法の接点における
学際的諸問題を科学的に解明
中⽴公正な法医解剖による
死者の⼈権の擁護と
社会安全への寄与
研究⼒と実務⼒を備えた
法医学者を育成する
近年、社会における法医学の役割は
ますます重要になっています。
社会の要請に応えるために日頃研鑽を積み、
研究を重ねています。
法医学は法治国家でのみ存在することができる医学分野であり、その実務は解剖はもちろんのこと、生体の検査においても必要不可欠な分野である。
当教室では年間200から250体の法医解剖を通して、和歌山県の死因究明の担っている。また、単に解剖だけではなく、常にその質向上のために最先端の研究に着目するリサーチマインドを忘れずに活動している。
また、教室には常にMD-PhDコースの学生や法医学に興味はある学生が出入りし、研究や実務に参加して研究と法医実務を体験しながら勉強する環境を提供することで、法医学の将来を担う人材の育成にも努めています。
現在和歌山県立医科大学法医学講座で働いている教室員を紹介しています。
初代土井十二教授、錫谷徹教授、永野耐造教授、若杉長英教授、辻力教授と続き平成15年4月に現在の六代目近藤稔和教授が金沢大学から赴任して現在に至っています。
和歌山県立医科大学法医学講座では
法医学の将来を担う人材の育成に努めております。
研究と法医実務を体験することが出来ます。
当教室に興味のある方は是非ご連絡ください。
法医実務において死因や損傷の陳旧度の判定は重要な実務の一つであり、その思考過程は解剖・検査の結果に基づく帰納法的推論であるが、客観性且つ正確性が求められることは言うまでもない。しかしながら、死因判定は、解剖における肉眼所見、病理組織所見を中心として、限られた検査所見に基づいて行われているのが現状であ
実験病理学的研究1.皮膚創傷治癒 (J Clin Invest, FASEB J , J Leukoc Biol, J Immunol, J Invest Dermatol)2.静脈血栓モデル(J Clin invest, ATVB, Front Immunol)3.ヒ素腎障害
法医実務的研究テーマ1.皮膚損傷の受傷後経過時間判定2.静脈血栓の陳旧度の判定3.溺死の鑑別診断4.時計遺伝子による死亡推定時刻5.胸腺退縮と虐待について
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